ブッダの言葉

誰かのことがどうしても気になってしまい、頭の中がその人のことでいっぱいになること、ありますよね。(わたしも、しょっちゅうです)「嫌い」と思っているはずなのに、なぜか気がつけばその人の言動を思い出してしまう。(そして思い出しては、イライラする...

朝起きても体が動かない。やらなきゃいけないことが山積みなのに、気持ちがついてこない。そんな「何もしたくない日」、ありますよね…。多くの人はこの状態を「怠けている」と感じ、自己嫌悪してしまいます。しかし仏教では、こうした心の状態も大切なサイン...

「幸せになりたい」と願っているのに、なぜか心が満たされないときってありますよね。周りの人は幸せそうに笑っているのに、自分だけ取り残されたように感じることもあるでしょう。仏教では、幸せは外からもらうものではなく、心の内から生まれるものだと説か...

わたしたちは知らず知らずのうちに、まわりの人と自分を比べてしまいます。SNSで流れてくる写真や言葉を見て、「あの人は幸せそう」「自分はまだまだ」と思ったり、職場や学校で誰かの成果を見て、心がざわざわすることもあります。比べること自体は、決し...

わたしたちは日々、たくさんの「欲しいもの」「こうあってほしい未来」「こうすべきだった過去」に心をとらわれながら生きています。仕事の結果、人間関係、持ち物、見た目、評価……一つ一つは小さなこだわりでも、積み重なると心がとても重くなってしまいま...

わたしたちは毎日の中で、さまざまな感情や欲望に揺れながら生きています。「もっとこうしたい」「あれが欲しい」「あの人に勝ちたい」「嫌われたくない」こうした気持ちは、仏教では「煩悩(ぼんのう）」と呼ばれます。煩悩と聞くと、なんとなく悪いもののよ...

ブッダの教えの中に「縁起(えんぎ）」という考え方があります。これは、ひとつの出来事は、たくさんの原因や条件がつながって起こるという意味です。たとえば、花が咲くのは、種があるから。土や水、太陽の光、風、そして時間。どれかひとつが欠けても、花は...

ブッダのことばのひとつに「足るを知る」という教えがあります。これは、「もう十分だ」と自分で気づく心のこと。もっとほしい、もっとやらなきゃ、という思いから少しはなれて、いまあるものを見つめる練習です。この記事では足るを知り、「いま、ここにある...

「慈悲」ということばを聞くと、むずかしそうに感じるかもしれません。でも、実はわたしたちが毎日をすごす中で、すぐに取り入れられるやさしい教えです。この記事ではブッダの「慈悲」という考え方を通じて、人間関係がやわらぐヒントをお届けします。慈悲っ...

「一心(いっしん）」という言葉には、どこかすがすがしい響きがあります。文字どおり「心をひとつにする」という意味ですが、これは単なる集中力のことだけではありません。ブッダの教えの中でも、心をひとつにすることは、わたしたちが落ち着いて生きるため...